受験国語における現代文、古文、漢文の立ち位置と攻略法
国語という教科には現代文、古文、漢文という3つの科目があります。
大学によっては現代文だけで受験できる大学もあり、現代文と古文はあるけで漢文は不要という大学によります。
今日はいわゆる現古漢をどうやって対策して合格に必要な点数に達するべきかを考えています。
結論を言うとズバリ古文・漢文で点数を安定させ、そこで稼いだ得点を土台としてしっかりと現代文に取り組むというものです。
古文は同じ日本語とは言え、古い時代の書き言葉ですから、文法や単語をしっかり勉強する必要があります。
また漢文は中国の文章を日本語式に読めるようにしたものですから、もともと外国の言葉です。文法や単語を覚えなければなりません。
覚える量としては漢文<古文です。
そのため国語の科目の中では最も少ない勉強量で結果に繋がるのが漢文です。
ただし漢文は配点が低い傾向にありますので、それだけでは当然合格基準点に達しません。
次に狙うのは古文です。
古文も覚えるべきことがありますので、知識で解けてしまう問題も多く出題されます。
つまり点数の上下を抑えて得点を安定させることができるということです。
漢文はほぼほぼパーフェクトを取り、古文も高得点で安定させ、現代文に勝負をかけるというのが国語攻略の鍵です。
逆に古文漢文が安定していれば、仮に現代文で大きな失敗をしてしまっても、最悪首の皮一枚繋がって合格に望みが出てくるはずです。
古典を安定させる、それが入試における国語攻略の第一歩です。