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2020年の山形大学国語(人文社会科学部)の大問三を見ていきます。
小熊英二編著『平成史』に収められている貴戸理恵「子ども・若者と「社会」とのつながりの変容」からの出題です。
問題は3つだけですべて記述式ですが、作りがどれも同じです。
本文の二項対立構造を掴んだ上で、その一方の補足説明や具体例を聞く問題が並んでいます。
本文は二項対立のそれぞれの説明をずっと続けていますが、出題者は本文に出てくるどちらの事例がどちらの側にあり、どのように対比されているか、受験生が整理しながら読めているかを聞いているのです。
それでは早速解いていきますので、問題をお手元にご用意ください。
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