受験国語現代文の解き方:ライオンの勉強法

現代文を理解する本質的な勉強方法を解説します。

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受験国語現代文の解き方

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評論文が大学入試で再頻出。小説(物語文)や随筆文、詩歌も出題あり

評論文とは筆者の主張を聞き手に納得してもらうために論理立てて書かれた文章で、小説は物語の中で人々の考えや時代の認識などが描かれている文章です。

 

これら二つが受験対策で思い浮かぶ現代文の種類のメジャーなものですが、

 

大学入試に出題される現代文の文章の種類は論説文・評論文・随筆文・随想文・小説文・詩・俳句・短歌があります。

 

受験勉強においては現代文と一括りになりますが、現代文にはこのように様々な文章の種類があります。

 

種類ごとに書かれ方の形式が異なりますので、文章の読み方(読解方法)も変わってきます。

 

それぞれの文章に合った読み方を学習していくことが大切です。

 

現代文対策の初歩として、入試でどのようなタイプの文章が出題され、それぞれどんな対策が必要なのかを解説していきます。

 

論説文とは?

論説文とは一つのテーマについて、筆者の主張を伝えるために書かれる文章です。 文章の構成は、テーマの提示、そのテーマについて二つの意見の提示、それぞれについて具体例やエピソードで補足、筆者の主張を提示という形です。大学受験の現代文で最も出題される頻度の高いタイプの文章です。抽象度の高いテーマを如何に説明するかも筆者の腕の見せ所です。対策は次の評論文と同じです。

 

評論文とは?

評論文とは論説文とほぼ同じです。ですが評論とつくだけあるので、あえて論説文と区分しようとすれば、論説文の中の下位概念として、今起きている事件や流行っていること、新しく出版された本など実体験に基づく具体的な事象について論じているものということができます。扱っているテーマの抽象度という意味では評論文のほうが具体的になるかもしれません。 

 

>評論文と論説文の読み方はこちらをご覧ください。

■受験国語勉強法 現代文の読み方と解き方

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随筆文とは?

随筆文とはエッセイと言われることが多いと思います。随筆と聞くと非論理的で感覚的な文章と想像されがちですが、筆者の個人的な体験に基づく考察から相手に伝わるように主張だったり感じていることを述べる文章です。客観的に伝わるように書かれているという点では論説文や評論文と変わりません。ただし明確な文章構成は無く、展開が早いのが特徴です。

 

随想文とは?

随想文とは、随筆文が読者へ何かを伝えるために書かれた文章であるのに対し、随想文は筆者自身の日記やメモのような役割で自分自身に向けられた文章です。出版などでは随筆と同じようにエッセイ(エッセー)としてカテゴライズされています。ただし人によって読み方に差が出るような書き方も見られるため、 入試にはあまり出題されません。

>随想文の読み方についてはこちらをご覧ください。

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小説文とは?

小説文とはいわゆる近代小説で、主人公とその他の登場人物のかかわりを描きながらストーリーが進んでいく物語文です。日本では江戸時代までの物語といえば昔話のような教育的要素を含んだものや、水戸黄門のような勧善懲悪ものが主でした。これに対し明治維新以降、人々の日常を描いた海外の小説を翻訳していく中で徐々に日本式にアレンジされた文学が発展しました。 

>小説文の読み方についてはこちらをご覧ください。

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■入試国語小説問題の解き方:場面をわけるとは?センター試験過去問解答解説2019年(2018年度)

詩とは?

詩とは言葉の音やリズムを重視しながらメッセージや思いを伝える文章表現の在り方です。続けて説明する俳句や短歌のような形式の決まりはありません。一文一文は比較的短くなることが多いです。表現技法が作者の腕のみせどころで、様々なレトリックが使われます。  

 

俳句とは?

俳句とは5・7・5の決まった形式から作られる定型詩で季語を含みます。季語とは特定の季節を表す象徴的な単語のことです。一部季語の無い無季俳句と言われるものもあります。

 

短歌とは?

短歌とは5・7・5・7・7の決まった形式から作られる定型の歌で古くは『万葉集』にも見られます。古くから日本では短歌が上手に詠めることが教養のある大人の条件とされ、貴族の間では男女の恋愛なども短歌を中心にメッセージのやり取りがなされました。

 

文語(文語文・文語体・近代文語文・擬古文)とは?

文語文とは文体の中に日本の歴史が詰まっているとも言える文語。一部の難関大学で出題され、受験生を悩ませています。 読むだけで大変に感じる受験生も多いので、文章構成や設問は比較的平易な場合が多いです。文語文については次の記事もご覧ください。

現代文に出てくる近代文語文(文語体)とは?一部の難関大学志望者は対応必須

大学入試における文語文:文語体にも実は種類がいろいろあることを知っていますか?

 

 

受験対策は評論文対策から始めよう

ここまで大学入試で出題される現代文の種類について説明しました。

 

この中でやはり一番出題されやすいのは評論文です。

 

評論文とは上で説明したとおり、筆者の主張やそれに対する反対意見などプラスマイナスを読者に納得感をもって理解してもらうために様々な説明や論理立てをする文章です。

 

そしてその読み方は他の種類の文章の読解にも応用が可能な基礎的なものです。

 

ですから、国語(現代文)の受験対策をする場合はまずは評論文の対策から進めてください。