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全国各都道府県の高校入試出題範囲の変更などまとめ

新型コロナウイルスの影響で全国の学校で休校措置が取られました。その影響で学習の進捗に遅れがあり、また、地域によってその程度も様々です。

 

このような状況で入試で不公平感をなくすために、都道府県によっては公立高校の入試問題の出題範囲を一部除外するところがあります。

 

受験生の皆さんは日々様々な情報が入ってきて不安な毎日を過ごしていると思いますが、大切なのは目の前の毎日を無駄にしないことです。

 

このページも皆さんの不安を煽ることを目的としているわけではありません。

 

住んでいる都道府県の状況を知ることで、極端に不安になったり楽観視することなく毎日を過ごしてほしいとおもっています。

 

北海道

5教科すべてで、出題範囲から一部の学習内容を除外。


出題範囲から除外する学習内容は次のとおり。


国語

中学3年生の教科書で学習する漢字


数学

中学3年生で学習する内容のうち、次の内容
・相似な図形 ・円周角の定理 ・三平方の定理 ・標本調査


社会

公民的分野のうち、次の内容
・私たちと経済 ・私たちと国際社会の諸課題


理科
各分野のうち、次の内容
【第1分野】
・『運動とエネルギー』の「力学的エネルギー」 ・科学技術と人間
【第2分野】
・地球と宇宙 ・自然と人間


英語
関係代名詞のうち、主格の that、which、who 及び目的格の that、which
の制限的用法
※同様の働きをもつ接触節(SVによる後置修飾)も出題しない。

 

青森県

出題範囲の縮小や除外は無し。

ただし「有利、不利が生じないよう基礎的・基本的なものを中心として出題する」という方針。

 

岩手県

学力検査の出題範囲の縮小や除外は無い。

ただし「臨時休校が長期化した県外からの志願者については、調査書等も参考にしながら不利益にならないよう配慮する」という方針。

・次の記事もご覧ください。

岩手県の県立高校一般入試で面接試験が中止決定

 

宮城県

縮小する範囲は3教科とも中学3年の後半で学習する内容。

社会は公民的分野の「私たちと国際社会の諸課題」、数学は「標本調査」、理科は第1分野「科学技術と人間」と第2分野「自然と人間」。

 

宮城県私立中学高校連合会も公立高校入試に合わせて出題範囲の縮小を発表。

社会、数学、理科の3教科で公立と同じ出題範囲を縮小する。

具体的には、社会の公民的分野「私たちと国際社会の諸課題」、数学の「標本調査」、理科の第1分野「科学技術と人間」と第2分野「自然と人間」からは出題しない。

 

秋田県

出題範囲の縮小や除外は無し。

 

福島県

県教委が出題範囲縮小を検討。中学校校長に対しアンケートを取った結果4割が「縮小すべき」と回答。

 

8月に入り全5教科での縮小を発表。

 

国語は書写、数学は標本調査、英語は中学3年の最後に学習する単元の新出語句、理科は科学技術と人間などの単元、社会は公民の国際社会などに関する単元が除外。

 

群馬県

全教科で出題範囲を縮小。

国語

[第3学年]書写に関する事項

 

数学

[第3学年]標本調査

 

社会

[公民的分野]私たちと国際社会の諸課題
〈教科書の単元〉
東京書籍(第5章 地球社会と私たち、終章 より良い社会を目指して)
帝国書院(第4部 私たちと国際社会、第5部 より良い社会をめざして)

 

理科

[第1分野]科学技術と人間
[第2分野]自然と人間
〈教科書の単元〉
東京書籍(3運動とエネルギー〔5エネルギーの移り変わり、6エネルギーの保存〕、5地球と私たちの未来のために)
大日本図書(1運動とエネルギー〔4エネルギーとその移り変わり、5エネルギーの保存と利用の効率、6熱エネルギーの効率的な利用〕、3自然界のつながり、6地球の明るい未来のために)
教育出版(3エネルギーの変換と利用、6自然と人間、7科学・技術の発展と環境の保全

 

英語

言語材料 エ 文法事項 (イ)文構造
c[主語+動詞+目的語]のうち、(b)主語+動詞+what などで始まる節(間接疑問文)

 

千葉県

社会、数学、理科の三教科の出題範囲を縮小すると発表。

 

国語と英語については出題範囲の縮小はない。

 

出題範囲から除外される内容は次のとおり。


社会 

公民的分野の「私たちと国際社会の諸課題」

 

数学 

標本調査

 

理科 

第1分野

「科学技術と人間」の「エネルギー資源」「科学技術の発展」「自然環境の保全と科学技術の利用」
第2分野

「自然と人間」の「自然環境の調査と環境保全」「自然の恵みと災害」「自然環境の保全と科学技術の利用」
実験の操作方法と観察の手法の一部

 

東京都

教科 出題範囲から除外する内容
国語 中学3年生の教科書で学習する漢字
数学 中学3年生で学習する内容のうち、次に挙げる内容
〇 三平方の定理
〇 標本調査
英語 関係代名詞のうち、主格のthat、which、who及び目的格のthat、whichの制限的用法
※ 同様の働きをもつ接触節も出題しない。
社会 公民的分野のうち、次に挙げる内容
〇 『私たちと経済』の「国民の生活と政府の役割」
〇 『私たちと国際社会の諸課題』
理科 各分野のうち、次に挙げる内容
〇 第1分野
・ 『運動とエネルギー』の「力学的エネルギー」
・ 『科学技術と人間』
〇 第2分野
・ 『地球と宇宙』の「太陽系と恒星」
・ 『自然と人間』

 

国語については次の記事もご覧ください。

 

kokugo-gendaibun.hatenablog.com

 

埼玉県

5教科全てで中学3年で習う一部範囲を除外。

 

出題範囲から外れる内容は次のとおり。

 

国語
・第3学年における言葉の特徴やきまりに関する事項のうち、慣用句・四字
熟語などに関する知識
・県内市町村立中学校で使用している第3学年の教科書で学習する漢字の読
み書き


社会
公民的分野
・私たちと経済
・私たちと国際社会の諸課題


数学
・相似な図形のうち、日常生活で相似な図形の性質を利用する場面
・円周角と中心角
三平方の定理
・標本調査


理科
第1分野
・科学技術と人間
第2分野
・地球と宇宙
・自然と人間


英語
・関係代名詞のうち、主格の that、which、who 及び目的格の that、which の
制限的用法(接触節も出題しない。)
・主語+動詞+what などで始まる節(間接疑問文)
※ただし、教科書で扱う語彙はすべて出題範囲とする。

 

神奈川県

全教科で出題範囲の縮小などが決定。

社会、数学、理科については1月末までにすべての学習範囲を終えるのが難しいことから、それぞれ以下の範囲が除外されます。

教 科 出題範囲から除く内容(※)
社 会 公民的分野で学習する内容のうち、「私たちと国際社会の諸課題」
数 学

中学校第3学年で学習する内容のうち、「資料の活用(標本調査)」

理 科

第1分野で学習する内容のうち、「科学技術と人間」

第2分野で学習する内容のうち、「自然と人間」

 

また、国語、英語といった語学教科については、その学習の性質上特定の範囲を除外することが難しいものの、漢字や英単語については学習の順番が教科書により異なり、不公平をもたらす恐れがあることから、一律で中学3年生で習う漢字に注が付けられるなどの方法により除外されます

教 科 出題範囲から除く内容(※)
国 語 漢字を問う問題において、中学校第3学年で新たに学習する漢字
外国語(英語)

英単語を問う問題において、中学校第3学年で新たに学習する英単語

備考 該当の漢字にはふりがな、英単語には注釈がふられます。

 

山梨県

社会、数学、理科は、中学校3年生の学習範囲の一部を出題範囲から除きます。


各教科の出題範囲から除く中学校学習指導要領の内容は次のとおり。
・社会:公⺠的分野「私たちと国際社会の諸課題」
・数学:「標本調査」
・理科:第2分野「地球と宇宙」

国語、英語は、中学校3年生までの全学習範囲となります。

長野県

5教科全てで中学3年で使用している教科書から一部を除外。

 

除外範囲は次のとおり。


国語
〇書写
【光村図書】
P.50~P.58、P.115~P.119
【教育出版】
P.101~P.113、P.137~P.140
【東京書籍】
P.81~P.98、
巻末折り込み(書初め3年)

 

数学
三平方の定理 〇標本調査
【啓林館】
P.172~P.206
数研出版
P.180~P.214
【東京書籍】
P.176~P.210
学校図書
P.194~P.235

 

社会
〇市場の働きと経済 〇世界平和と人類の福祉の増大 〇よりよい社会を目指して
【東京書籍】
P.117~P.121、P.126~P.145、
P.156~P.157、P.162~P.165、
P.167~P.212
帝国書院
P.103~P.115、P.120~P.147、
P.163~P.203
【教育出版】
P.117~P.121、P.124~P.143、
P.150~P.151、P.153~P.159、
P.170~P.171、P.174~P.175、
P.177~P.214


理科
〇エネルギーの移り変わり 〇エネルギーの保存 〇月の満ち欠け 〇日食と月食
〇地球と私たちの未来のために
【東京書籍】
P.158~P.164、P.212~P.217、P.230~P.301


英語
〇以下に示す教科書の範囲における新出語句
三省堂
P.104~P.121
【光村図書】
P.94~P.116
【東京書籍】
P.100~P.111

 

新潟県

以下の範囲が除外されます。

 


国語 
〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕
(2) 書写に関する事項

 

社会

〔公民的分野〕
(4) 私たちと国際社会の諸課題
ア 世界平和と人類の福祉の増大
イ よりよい社会を目指して

 

数学

〔第3学年〕
D 資料の活用 (標本調査)


理科

〔第1分野〕
(7) 科学技術と人間
ア エネルギー
イ 科学技術の発展
ウ 自然環境の保全と科学技術の利用
〔第2分野〕
(7) 自然と人間
ア 生物と環境
イ 自然の恵みと災害
ウ 自然環境の保全と科学技術の利用


英語

(3) 言語材料
エ 文法事項
(イ) 文構造 c [主語+動詞+目的語]のうち、
(b)主語+動詞+ whatなどで始まる節 (間接疑問文

 

福井県

6月11日に豊北欽一県教育長が現段階では通常通り実施する考えである旨発表。

 

愛知県

6月24日県内の国公立高校の入試範囲について縮小しない旨を発表。ただし今後再度長期休校等が発生した場合は再検討の可能性あり。

 

岐阜県

現時点では縮小しない方向。

 

大阪府

 

中学校3年で習う一部の範囲を除外決定。

〇出題範囲から除外する内容

国語

○ 中学3年生で学習する内容のうち『書写に関する事項』
○ 中学校で学習する漢字の一部(別添資料の網掛けした漢字)
社会

○ 公民的分野のうち,次に挙げる内容
・『私たちと経済』のうち「国民の生活と政府の役割」
・『私たちと国際社会の諸課題』
数学

○ 中学3年生で学習する内容のうち,次に挙げる内容
・『図形』のうち「円周角と中心角」「三平方の定理
・『資料の活用』
理科

○ 第1分野のうち『科学技術と人間』
○ 第2分野のうち『自然と人間』
英語

○ 『現在分詞及び過去分詞の形容詞としての用法』のうち「後置修飾」
○ 「大阪版中学校で学ぶ英単語集」にある単語の一部(別添資料の網掛けした単語)

 

兵庫県

出題範囲の縮小や除外は無し。

 

奈良県

公立高校の入試から以下とおり学習範囲が除外されます。

社会 
一般選抜:公民的分野「私たちと国際社会の諸課題」を除く

数学  
特色選抜:「三平方の定理」及び「標本調査」を除く
一般選抜:「標本調査」を除く

理科 
一般選抜:第1分野「科学技術と人間」及び第2分野「自然と人間」を除く

 

三重県

検討中

 

愛媛県

出題範囲について当初予定通りとしていたところ、現在の状況を考慮して出題範囲縮小に見直し。

除外されるのは以下の範囲。

【国語】
書写に関する事項
【社会】
公民的分野のうち「私たちと国際社会の諸課題」
【数学】
「資料の活用」
【理科】
第1分野のうち「科学技術と人間」と、第2分野のうち「自然と人間」
【英語】
関係代名詞のうち目的格のthatとwhichの制限的用法(ただし教科書で扱う語彙〈ごい〉は全て出題範囲とする)
 

 

大分県

出題範囲の縮小や除外は無し。

 

佐賀県

出題範囲の縮小や除外は無し。

 

長崎県

5教科全てで出題範囲を縮小。

 

出題範囲から除外する内容は次のとおり。


国語

古典のうち「和歌・俳諧・漢文・漢詩」の作品

 

社会

中学3年生の公民的分野で学習する内容のうち、
『私たちと経済』と『私たちと国際社会の諸課題』

 

数学

中学2年生で学習する内容のうち、『確率』
中学3年生で学習する内容のうち、『円』と『標本調査』

 

理科

中学3年生で学習する内容のうち、
『地球と宇宙』の
「天体の動きと地球の自転・公転」
・日周運動と自転
・年周運動と公転
「太陽系と恒星」
・月の運動と見え方

 

英語

中学3年生で学習する内容のうち、
・関係代名詞のうち、目的格の that、which の制限的用法

 

熊本県

全5教科で出題範囲を縮小。


除外されるのは以下の範囲。

国語
中学3年で学習する漢字
社会
公民的分野の「私たちと経済」「私たちと国際社会の諸課題」
数学
三平方の定理」「円周角と中心角の関係」「標本調査」
理科
「科学技術と人間」「地球と宇宙」「自然と人間」
英語
関係代名詞の制限的用法。

 

宮崎県

県の教育委員会によると7月末までに各中学校の状況を調査し、秋ごろまでに結論を出す予定。

 

 

沖縄県

沖縄県教育委員会は、新型コロナウイルス感染症が県内で拡大し、今後の教育活動への影響が憂慮されているなどとして、2021年度県立高校入試の出題範囲を縮小すると発表。

 

当初は夏休みの短縮などで授業時数を確保できる見込みだったことから、出題範囲を変えない方針を示していた。

 

5教科の出題範囲からそれぞれ以下の学習内容を除外する。

 

社会

公民的分野の「私たちと国際社会の諸課題」

 

数学

三平方の定理の活用」と「標本調査」

 

理科

第1分野「科学技術と人間」

第2分野「自然と人間」

 

英語

関係代名詞のうち「主格のthat、which、who、目的格のthat、whichの制限的用法」

 

国語

特定の学習内容を除外するのが困難なため、中学3年生で新たに学習する漢字を出題しない。

 

国立高等専門学校機構

出題除外範囲を公表。

除外する内容は、国語では中学校第3学年の教科書で学習する漢字。数学は「図形」のうち「円周角と中心角」「三平方の定理」「資料の活用(標本調査)」。英語は「代名詞」のうち「関係代名詞 主格のthat、which、whoおよび目的格のthat、whichの制限的用法」 、 同様の働きをもつ接触節も出題しない。さらに、「現在分詞及び過去分詞の形容詞としての用法」のうち「後置修飾」、間接疑問文。

社会は、公民的分野の「私たちと経済」のうち「国民の生活と政府の役割」、「私たちと国際社会の諸課題」。理科は、第1分野「運動とエネルギー」のうち「力学的エネルギー」、「科学技術と人間」。第2分野「地球と宇宙」のうち「太陽系と恒星」、「自然と人間」。

学力検査の本試験は2月21日に実施し、追試験は3月7日。