受験国語現代文の解き方:ライオンの勉強法

現代文を理解する本質的な勉強方法を解説します。

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受験対策高2の過ごし方

高校2年が受験に向けたターニングポイントである理由

高校1年は新しい学校や新しい友達との楽しい時間であっという間に過ぎていき、高校生活にもすっかり慣れてきたのが高校2年生。

 

授業や部活のペースも掴んできて、自分のリズムでこなせるようになってきているタイミングだと思います。

 

一方で中だるみしやすい学年と言われるのも事実。

 

受験は遠い先のことと思っていると、あっという間に目の前に来てしまっているというのが多くの受験生の実感です。

 

ここでは高校2年生の1年間をどのように過ごせば良いかお教えします。

 

受験に向けた高校2年の過ごし方

4月〜7月は主に情報収集を行う時期です。高校2年生になり、文系・理系に別れてクラス編成されている高校が多いと思います。

 

高校1年生で文理選択を行なった場合は、自身が進むコースを決める際に少し文系の学部・理系の学部や就職先について考えたと思いますが、実際に文理が分かれて、より具体的に検討していくことになります。

 

7月に三者面談が組まれることが多いため、三者面談までに担任の先生に自分の希望を伝えられるよう準備しておきましょう。

 

ただ、高校2年生の三者面談では進路を決定する必要はないので、先生に相談したい点をまとめておければOKです。

 

夏休みに入ると各大学はオープンキャンパスを実施します。

 

最近は新型コロナウイルス感染拡大の影響で各大学ともオンラインでのオープンキャンパスに力を入れています。

 

オンラインだと実際の雰囲気が掴みにくいというデメリットもありますが、なかなか行きにくかった遠方の大学のオープンキャンパスに参加できたり、数多く参加できるというメリットもあります。

 

積極的に参加して、目指す大学や学部・学科を具体的に考えましょう。

 

夏休みが明けて9月〜12月になると、夏休みに考えた進路希望を元に受験科目を精査し、高3で履修する科目を選択します。


例えば文系であれば歴史科目は日本史にするのか世界史にするのか、理系であれば化学で受験するのか物理で受験するのかなどの選択があります。

 

難関大学を目指す場合は日本史世界史・化学物理両方が必要など、受験科目数が多くなりますので、学校の授業だけで補い切れるのか、独学が必要なのかなど、先を見据えた学習計画が必要です。

 

年が明けて1月〜3月になると、先輩たちが実際に受験を受け始め、2年生もいよいよ自分たちの番が近づいてきたと感じるのではないでしょうか。

 

冬休みを境に多くの2年生が受験に向けた対策を始める時期です。

 

私立高校や進学校ではすでに高校で履修すべき学習範囲を終わらせ、3年生になると授業で本格的な受験対策をスタートするような学習カリキュラムを組んでいる学校も少なくありません。

 

受験に向けて高2のうちに押さえておくことまとめ

一つ目は大まかな進路(志望校及び学部・学科)を決め、受験で使う科目の選択ができるようにしておくことです。


志望校や受験する学部・学科によって必要な科目が異なるため、ある程度志望校が絞られていなければ科目選択はできません。

 

特に国公立や難関大学は必要科目数が多くなるので、この選択によって学習計画も大きく変わってきます。


科目を選択すると、併願できる大学(学部・学科)も自然と見えてきますので、タイミングで併願校についても考えておく必要があります。

 

何らかの事情で進路を変更することになった場合、全く異なる科目が受験に必要とわかっても、なかなか後戻りはしにくいものです。

 

3年生になって慌てないために、2年生の間の準備が大切です。

 

二つ目は学習の習慣付けと基礎力を付けることです。

 

受験生になると毎日多くの時間勉強に割くことになります。

 

また、学校の予習復習と並行して受験対策を進める必要があります。

 

学習時間が少ないと受験対策か学校の勉強のいずれかが不十分になってしまいます。

 

ですので、ある程度長時間机で勉強できる習慣を付けることがまず第一です。

 

次に基礎力を付けることについてですが、受験はあくまで日々の学習の延長上にあります。

 

高校2年のうちは無闇に難しい応用問題や志望校の過去問に手をつけるよりも、学校で習ったレベルの問題をしっかり解けるようにしておくことが重要です。

 

高1で習った範囲に不安がある場合はその復習からスタートです。


また、学校推薦型入試を検討している場合ですが、推薦の基準となる評定平均の計算は高1の1学期〜高3の1学期までです。

 

推薦を意識する場合には、より一層受験対策と学校の授業の両立が大切になります。