受験国語現代文の解き方:ライオンの勉強法

受験国語現代文の解き方:ライオンの勉強法

現代文を理解する本質的な勉強方法を解説します。

受験直前期に使うべき現代文の参考書 小説問題対策厳選おすすめ参考書
東京大学文系入試前日宿泊おすすめホテル 現役AI業界在籍者が教える大学生が通うべきプログラミングスクール

【受験直前期】志望校別におすすめする現代文参考書や問題集3選

受験直前期に使うべき志望校別現代文参考書


【偏差値別】大学入試の現代文で求められる力とおすすめ参考書

受験直前期にみんなが不安になりやすい科目はダントツで現代文です。

 

理系科目のような明示的な公式や、社会系科目のような暗記項目が無いため、「自分はここまで大丈夫」という確認が難しい科目です。

 

そのため、自信が持ちにくいと考えている受験生も多いのではないでしょうか。

 

受験勉強も冬になってくると大詰めで、不安になってあれこれと手を出してしまうと難しい問題に当たってしまいさらに不安になってしまうこともあります。

 

自分が受験する大学の入試で問われるポイント=何が解ければ合格できるかをしっかり理解し、自分に適した参考書や問題集を使ってください。

 

なお、当ブログでは現代文の文章の種類別読解方法や実際の入試過去問過去問を使った解答解説も行っています。トップページからブログの他の記事をご覧ください。

 

中堅大学私大まで(日東駒専大東亜帝国など)

中堅私立大学入試で求められる力

中堅私大までの入試現代文で求められる力は指示語や接続語をしっかりと理解し、文の前後の繋がりを理解する力です。

 

問題では様々な形で聞いてくるため、一瞬何を聞かれているかわからなくなってしまいそうです。

 

でも、実はとても簡単なことを聞いていることが多いです(難関大学の入試問題でも同じですが、簡単なことを簡単に聞くとみんな正解してしまうので、出題者はわざと難しい聞き方をします)。

 

中堅私立までの入試において、全体の要約や筆者の論理構成を問う問題も出題されることがあります。

 

しかし、これらは現代文が得意で得点源にしたい生徒が狙うべき問題で、合格点を超えるという意味では解けなくでも問題ありません。

 

大問の最後に出てくるような難しい問題は配点も大きく、一見解けないと不安になりますが、合否には直結しませんので、簡単な問題を落とさずに地道に得点を重ねることが大切です。

中堅私立大学受験生が直前期に使うべき参考書

中堅レベル 『現代文ポラリス 基礎レベル』(KADOKAWA)

これから受験するであろう中堅私立大学の過去問を使いながら、基礎的な事項を鍛えてくれる参考書です。

 

基礎=得点の安定ですので、受験前に自信を持たせるにはこれ以上のものはありません。 

 

解説が細かいので、最初は慣れないかもしれませんが、読み進めていけば自分一人でも参考書と同じ解説ができるようになります。

 

それを目指してください。

 

難関大学(MARCH・関関同立・国公立など)

難関大学入試で求められる力

難関大学の入試現代文で求められる力は、それぞれの意味段落の要旨を把握し、いみ段落ごとの繋がりを理解する力です。

 

そのためにはいくつかの段落がグループとなって意味段落を構成していること、その意味段落はそれぞれ主張なのか、理由なのか、具体例なのかを捉える訓練が必要です。

 

入試問題ではそれぞれの意味段落の鍵となる一文に傍線が引かれ、選択式問題であればその言い換えや根拠が記述された選択肢を選ばせたり、記述問題であれば30〜50字程度で受験生に書かせる問題が出題されます。

 

記述問題は避けてしまいがちですが、指示された字数のほとんどは本文中の抜き出しで済んでしまうことが多く、出題者が考え抜いてわかりにくく作られた選択肢を選ぶより得点が狙えるケースもあります。

難関大学受験生が直前期に使うべき参考書

難関レベル 『入試現代文へのアクセス 発展編』(河合出版)

MARCHや関関同立などの難関私立大学の受験生に総仕上げとして取り組んで欲しい参考書です。

 

記述問題も取り扱われていますが、選択問題しか出ない大学を受験予定であっても解き方がとても参考になります。

 

また、各文章の要約が載っています。要約問題が出る大学を受験する場合は現代文でライバルをリードするチャンスですのでしっかりと要約も読んで欲しいと思います。

 

自分が読みながら考えていた要約と異なる場合は、何が合っていて何が間違っていたのか、その差分(ギャップ)をメモし、どこで間違ったのかを振り返ってください。その繰り返しをすることで要約力が格段にアップします。

 

難関大学(東大・京大・早慶など)

難関大学入試で求められる力

難関大学の入試現代文で求められる力は、文章全体を理解した上で、その内容を設問に応じて適切な形でアウトプットする力=採点者に自分がきちんと文章を読めていることを抜け漏れなく伝える力です。

 

このレベルになると基礎力がついていることは前提とみなされますので、出題された文章はどのようなテーマの文章で、そのテーマに対して出題者がどのような論理構成で何の主張を行っているのかを理解する力が求められます。 

 

記述問題の文字数も多くなってきますが、実は必要な要素をコンパクトにまとめてギリギリになる文字数が指定されていますので、自分の回答案が文字数が多すぎたり少なすぎたりする場合は必要な要素に過不足があります。

 

実はこの「必要な要素を過不足なくコンパクトにまとめる」という力こそが直前期に磨くべき力で、トレーニングをしない限りなかなか身につきません。

直前期に使うべき参考書

最難関レベル 『現代文と格闘する』(河合出版)

扱われている文章の難易度・ボリュームともにハードで、最難関大学受験志望者が避けて通れない参考書です。

 

しかし逆に言ってみれば、この参考書をクリアした時には、これまでとは違った現代文の景色が見えるはずです。

 

小手先の現代文テクニックは一切排除した参考書の構成になっていて、読解とは何かをじっくりと学ぶことができます。

 

僕は常々生徒に「現代文は姿勢を良くして解きなさい。」と言ってきました。

 

それは常に問題文全体を間接視野で捉えて欲しいからです。 

 

現代文との格闘を終えた皆さんには、きっとこの言葉の意味がわかってもらえると思います。