受験国語現代文の解き方:ライオンの勉強法

現代文を理解する本質的な勉強方法を解説します。

ライオンの勉強法

受験国語現代文の解き方

現代文を理解する本質的な勉強方法を解説します。

たった1日で小説が得点源になるオリジナル参考書発売→詳細はこちら

おすすめ記事

新高1生へ:大学受験に向けた高校3年間のロードマップ

大学受験に向けた高校3年間のロードマップ


 

高校進学おめでとう、中学生に比べ遊びも勉強も充実した3年間が始まります

 春から高校へ進学するみんなへ、高校進学おめでとう。

 

待ちに待った高校生活は、部活も学校行事も、友達との遊びもこれまでよりさらにスケールアップして、とても充実した毎日が待っています。

 

また、勉強も難しさや専門性が増し、科目数も増えていきます。

 

全て全力で駆け抜けていくにあたって、どんな3年間を送るのかイメージしておくことはとても大切です。

 

特に、高校に入学してしばらくの間は新しい生活に慣れるのに精一杯で大学受験について考えることも少ないと思いますが、進路選択という受験準備第一歩は意外にも高校一年生の一学期(前期)にやってきます。

 

そこで悩んでしまう人もとても多いです。

 

なので今回は受験に向けた高校3年間のロードマップを解説していきます。

 

大学受験の最初の分かれ道:文理選択(高1の2学期)

高校に入学して最初にやってくる受験関連イベント、それば文理選択です。

 

文理選択は進路選択においてかなりのウエイトを占めます。

 

高校でも理数科、国際科のように専門でわかれている場合もありますが、中学校で履修する授業は皆同じだったと思います。

 

大学では大きく理系・文系に別れていて、受験に必要な教科や科目が大きく異なってくるため、高校の履修は進路に応じて変わってきます。

 

文系を選択した人は文系科目を多く、理系を選択した人は理系科目を多く勉強していくことになります。これは中学校までの様子と変わってくるところです。


多くの高校では高1の1学期に最初の進路希望調査があり、担任の先生にどちらの希望か提出しないといけないのですが、これを出せない人が結構います。

 

迷っているうちに二学期が終わるまでには保護者の方も交えた三者面談などがあり、文系か理系かを決めなくてはなりません。

 

高校2年生からは文系理系それぞれに別れてクラス編成がなされます。

 

文理選択の後にやってくる分かれ道:科目選択(高2の2学期)

文理選択の後にやってくるのは科目選択です。

 

受験したい大学や学部によって、例えば社会の中でも日本史が必要なのか世界史が必要なのか、もしくは両方必要なのか、など変わってきます。

 

理科でっも物理なのか化学なのか、同様に選択幅が出てきます。

 

そのため、学校の先生は各生徒がどんな進学先を考えていて、それぞれの受験科目がどれくらいの生徒に必要なのか計算し、クラス編成や先生の編成を行っていきます。

 

科目選択は高校2年の二学期頃に行われることが多いです。

 

ということは高校2年生の夏休み頃にはある程度志望校を絞っておかないといけないということです。

 

いよいよ受験生:受験校選択(高3の1学期)

高校3年生になるといよいよ大学受験が自分ごととして強く認識されるようになります。

 

学校推薦型選抜に臨む場合は秋から受験が始まりますので高2の1学期までの学校の成績で受験校を決めます。


一般選抜の場合は私立の入試が主に2月、国公立の前期・後期が2〜3月で合否が確定するのが卒業式の後ということも多いです。


やっぱり一番大切な学校の予復習(高1)

やっぱり、一番大切なのは学校の授業の予習と復習をしっかりやって、授業についていくことです。

 

推薦型の入試の場合は学校の成績が大きなウエイトを占めることが多いため、想像しやすいのですが、一般受験の場合も同様です。

 

塾や予備校で勉強するという人も多いと思いますが、1日の一番多くの時間を過ごしているのは学校です。

 

その時間をいかに有効に使うかによって3年間いかに効率よく勉強するかが変わってきます。

 

まずは予習復習をしっかりやって、高校の授業に慣れてください。

 

部活や習い事をしていたり、通学時間がかかったりと、人によって生活リズムは様々です。

 

まずは自分の勉強サイクルを整えることを気にかけてみてください。

 

また、学校推薦型選抜の利用を考えている人は、高1の1学期の〜高3の2学期まで全てのの成績が評定平均に加えられるので、受験科目以外の勉強にも手を抜くことなく取り組んでください。


受験勉強に向けて各教科の基礎を確立(高2)

高2で大切なことは基礎の確認です。

 

主要な受験科目については高2までに一通り学校で習うことが多いです。


旧帝大など国公立の難関大学を目指す場合、受験科目数がとても多くなり、高3になって受験勉強が始まってから基礎をやり直しでは出遅れてしまいます。

 

また、部活動をやっている場合、引退してから時間ができるので、それから受験対策と思っていると、秋には文化祭や体育祭など学校行事などが重なり気付けば冬という例がとても多いです。

 

意外に思われるかもしれませんが、部活や文化祭など積極的に参加する人は実はずっと忙しくしてしまいがちです。

 

それ自体はとても良いことで、ぜひ充実した高校生活を送って欲しいのですが、そのためにも早めの基礎固めがとても大切になってきます。

 

いよいよ志望校を意識した入試対策(高3)

さて、高校3年生に入り、夏休みまでに最後の部活の大会も終え、いよいよ受験に向けた対策が本格化してきます。

 

それぞれの志望校に向けて過去問を解いたり、応用問題を解いて実力を伸ばしていく時期です。

 

模試も多く受けるようになり、その対策や復習にも忙しくなります。

 

模試の結果はとても気になると思いますが、現役生は最後の最後まで力が伸び続けます。

 

また結果が安定しないことも多いものです。

 

なので模試の結果には一喜一憂せず、自分の学力が大まかにどのあたりにあって、どのあたりの大学であれば安全圏なのかという把握をする程度にしましょう。

 

しっかりとロードマップ通りに進めているのであれば、第一志望は模試の結果で変える必要はありません。

 

充実した高校生活を送るために

大学受験は長い長い準備が必要となります。

 

でも、高校3年間全て勉強だけをしなければいけないかというと決してそんなことはありません。

 

その時その時でやるべきことを押さえていれば十分です。

 

それだけで余裕を持って受験のラストスパートを迎えられると思います。

 

充実した高校生活を送り、余裕を持って受験に臨むために、それぞれのタイミングで何をしなければいけないのか、ロードマップを意識して進んでいきましょう。