東京都教育委員会が入試についてのQ&A(出題範囲縮小について)を追加
東京都教育委員会は19日、都立高校の出題範囲縮小について、ホームページを更新しました。
「Q24 令和3年度入試では、出題範囲が縮小されると聞きました。具体的には、どのような範囲になりますか。」という形での質問に対する回答は次のとおりです。
1 文化・スポーツ等特別推薦について
「推薦の基準」には、大会の実績や、資格・検定試験などの成績に関わる内容は含めません。また、「実績等を証明する書類」の提出も求めません。選考は、検査日当日の実技検査等によって行います。
2 学力検査について
中学1、2年生の学習内容に加え、中学3年生の1年間の学習内 容のうち、おおむね7か月程度で学習可能な範囲から出題します。 したがって、裏面の表に示した内容については、出題範囲から除 きます。
ただし、学力検査の出題範囲から除くということであり、学校では、範囲から除かれた内容も、卒業までに学習します。
〇令和3年度都立高校入試の学力検査において、出題する範囲から除く内容
※ 「中学校学習指導要領」の内容に基づいた表現になっています。
国語
中学3年生の教科書で学習する漢字
数学
中学3年生で学習する内容のうち、次に挙げる内容 ・ 三平方の定理 ・ 標本調査
英語
関係代名詞のうち、主格の that、which、who 及び目的格の that、which の制限的用法 ※ 同様の働きをもつ接触節も出題しません。
社会
公民的分野のうち、次に挙げる内容 ・ 『私たちと経済』の「国民の生活と政府の役割」 ・ 『私たちと国際社会の諸課題』
理科
各分野のうち、次に挙げる内容 【第1分野】 【第2分野】 ・ 『運動とエネルギー』の「力学的エネルギー」 ・ 『科学技術と人間』 ・ 『地球と宇宙』の「太陽系と恒星」 ・ 『自然と人間』
縮小範囲については過去に当ブログで記載しているものと変わりません。
新しい内容は特にありませんので、受験生の皆さんは慌てずに勉強を進めましょう。